西宮市 待機児童数2021年(令和3年)4月1日現在、発表されました。

西宮市の待機児童数が発表されました。

昨年よりも163人減って

182人となりました。

 

これが多いのか少ないのか?

他市との比較もしていかねばならないのですが

とにかく少しづつその数を減らしつつあります。

 

 

 待機児童数       施設整備数(枠人数)    利用申込者数

53人(平成31年)     689人(令和1年)     2859人(平成31年

345人(令和2年)     199人(令和2年)     2954人(令和2年)

182人(令和3年)     400人(令和3年)     3271人(令和3年)

 

 

数字の通り、施設整備が進めば

その分だけ待機児度数は減っていくということは一目瞭然。

 

西宮市の子ども子育て支援プランの

第2期西宮市子ども子育て支援事業計画(令和2年4月~)

での保育の量の見込み数は

令和2年に8009人、令和3年に8079人、令和4年に8237人となっています。

(その後も増え続ける見込み)

この春、令和3年の総入所児童数は8275人となっているので

計画値よりも200人程度上振れしているのが現状です。

 

施設整備の担当課長に来年、令和4年の施設整備数を確認すると600人分の確保を目指しているとのことだったので、本当にそのように頑張っていただきたいところです。

 

ただ、この待機児童数は厚労省の定義によるもので

育児休業の延長

・求職活動を休止

・企業主導型保育所に入所

・特定の保育所等のみを申し込みされているなど(幼稚園のお預かりや、認可外保育所なども含む)

に該当する方々は除かれているので

本来、希望している園に入れなかった実質の数(利用保留児童数)は

1034人!

まだまだそう思うと

道のりは長いと感じます。

誰もが希望する園に入れる時が来た時こそ

本当の意味での待機児童はなくなったと言われるべきだと

思っています。

 

今後、この利用保留児童のご家庭には

5年ぶりに市からアンケートが配られ、

現状の聞き取りをさせていただくことになっています。

本当であれば、入所できた皆さんからも

声を聞いてみたいと思っているのは私個人的な思いです。

 

苦労しては入れた園でも

家から遠かったり、兄弟が別々の園に行っていたり…

様々な課題がその中にはあるはずです。

 

そんな現状の声など是非聞かせてもらえる機会があると

ありがたいなと思っています。

6月には、そんな待機児童の問題について

尼崎市明石市吹田市茨木市の議員と

ZOOMでのオンライン座談会を開催予定です。

また詳細など決まりましたら

広報させていただきますので

参加いただいて、声を届けていただければと思います。