教育こども常任委員会(補正予算について・・・)

昨日は私の所属する教育子ども常任委員会でした。

議案の審議、お昼を超すかな?と思っていたのですが意外に審議のスピードが速くて、午前中には終了しました。

今議会は補正予算で段上西の育成センターの待機児童対策と施設老朽化の整備のための予算が上がっていました。

保育所同様働く人が増えている中、育成センター(学童保育)も待機児童対策に向き合っていかなければならなくなっています。
新制度になり、子どもたちの過ごす部屋の1人当たりの面積や、1つの育成センターの定員、高学年の受け入れなどやらなければならないことが目白押し。

その反面、西宮市は学校内での育成センター整備を目指しているので、プレハブ校舎が建っている学校での整備は非常に難しいという現実もあります。

今年の3月には育成センターの施設整備のあり方が示され、その中では民設民営も検討していかなければならないと記載されています。(学校の外で民間の建物を利用して民間で運営してもらうような手法。先進市としては草津市なんかがやっています)

そのような中今回は学校内に整備されることになっている育成ですが、当初予想よりも申請者数が多く待機児童が多くなってしまうという予想外のことが起こり、整備時期を早めなければならないということになりました。

そもそも、予測値をたてるのに保育所の5才児を見込んでいるということだったので、現在は幼稚園のお預かりや協力幼稚園事業など西宮市が率先して進めていることなのに、その人数が入っていないことや、認定こども園の数が入っていないことで予測値の精度が落ちてしまっているのではないか?ということを指摘させていただき、今後の整備にあたっては、待機の見込み数が増えることですべて整備を始めることは難しくても共通認識として精度の良い数を把握していくようにもとめました。

また、保育所に関しては待機児童対策という大きな課題を抱えていることもあり3課と1参事で業務にあたっているのですが、育成センターは課題が増えることがわかっている状況でもまだ1課の中ですべてをやりくりしている状況です。
今後たくさんの待機児童が出る前に対策を取れるようにしなければ、すべてのしわ寄せはこどもたちへと響いてきます。
そういった意味で組織作りも重要なので迅速な対応ができるように要望しました。

育成センターはもともと西宮市では学童保育として保護者が始めていたので民設民営から今の形へと変化してきました。
今後もとめられていく「育成センター」の役割が子どもたちにとって最善の場所となるようにと願っています。