4月14日 教育委員会会議の報告

本日は教育委員会会議の定例会でした。

今回興味深い内容だったのは

文科省通知から報告案件となった

「指導要録の様式の追加」

について。

以下のような通知文が文科省から各自治教育委員会に発出されています。

www.mext.go.jp

そのことを受けて

西宮市でも非常時のオンライン授業の記録についての追加ということで

報告されました。

 

オンライン授業でも

学習評価につながります。

というようなもので、ただし

(学校保健安全法上の)非常時を対象にしているということで

 

教育委員さんからは

これが実施日数になるのか?

出席日数の取り扱いになるのか?

という質問や

不登校児への対応も可能になるのではないか?

というような質問が出ていました。

 

出席日数や授業日数にはならず

別記という取り扱いで

評価するということ

また、

不登校児への対応に関しては

今回の通知は非常時を対象にしているということで

その取り扱いに関しては

今年度中にその方針も出していくということに

留まりました。

 

 

教育長報告では

コロナのことに関連して

保護者や子どもたちの意識の変化について

企業省庁が実施した

調査をもとにお話しされていました。

www.mhlw.go.jp

https://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/20200805_release.pdf

 

こどもの自殺の増や子どもが将来なりたい職業ランキングのこと、

保護者の子どもたちに対する意識の変化など

このコロナ禍のなかで

変化することが多くあったということです。

 

そういった話題の中で

教育委員の皆さんが口々に言われたのが

子どもたちの

人間関係の構築について

 ソーシャルディスタンスを取るがゆえに起こる人間関係の希薄。コロナ世代を作らないために工夫できることを考えなければならない。

学校文化(学級文化)の見直しの必要性

 学校の特別活動が見直されているが、その時間を取る余裕がない。子どもの話を聞きながら学級、学校を作っていくということをしなければならない。

一斉休校はこどもにとってどんなメリットがあったのか?

 コロナ重症化しやすい方々を軽んじるわけではないが、その方々を守るために子どもたちが犠牲になっていいわけではない。

心のケア

 ココロンサーモの取り組みはただ、それをするだけではなく並行してレジリエンスを高めていく必要がある。

 

子どもたちのために

できることを

自治体が主体的に考えていく必要がある。

ぜひ、教育委員さんのご意見がしっかり反映されるようにと思います。