6月議会に向けて一般質問を考える

 6月議会は一般質問するぞ!と決めています。

1回分持ち超し分があるので、全部で52分の持ち時間があります。なので、大きい項目でいくと3問くらいはできそう。

今項目にあげようと思っているのは...
保育所の待機児童対策について
学童保育の指導員確保と西宮市の学童保育について
不登校支援について
④こどもの権利のための条例制定に向けて

保育所の待機児童対策は現在と今後の小規模保育所のことや、企業主導型保育への市の関わり方、 待機児童対策のための私立幼稚園との連携と公立幼稚園の活用。

合わせて、公立幼稚園は共働きが増えるこの社会の中で西宮市の公の幼稚園としてどう考えてどういうアプローチをしていくのか?様々な家庭環境があって当たり前の地域の幼稚園としてインクルーシブな社会を目指すという意味では障害のある子を受け入れていくことはもちろん、共働きやひとり親家庭、要保護児童など排除せずにしっかり受け入れて、ともに学ぶともに生活することを目指すべきと考えています。

育成センターについては、こちらも待機児童対策が必要になりますが保育士確保と同じように指導員の確保も必要になります。
育成センター(学童保育)は平日は3時ころから子どもたちが帰ってきて、延長保育は夜の7時まで。長期休業中は朝から夜までフルタイムで働けますが、処遇としては難しいところがあります。
少しでも、この働き方を良くするために文京区や尼崎市では市の嘱託職員として午前中は市役所内部のお仕事、夕方から学童の指導員という働き方を実践しているところがあります。そのどちらも学童保育は市の直営なので西宮市のように指定管理者制度の中でやろうと思うと少しハードルがありそうですが、働く人の処遇改善をしていかないといけないし、こどもに関わる寄り添える仕事は学校内外いろんなところで人の配置が必要。
それをうまく組み合わせることができればと思っています。
また、学童保育の待機児童解消の前に、学童保育の実態を知ってそれに合った形にしていくことが大切なのではないでしょうか?
高学年になると学童保育の通常の時間内で過ごす時間は1時間あるかないか...
だけど、長期休業中は子どもたちの居場所があると安心。そういう現状に合った形で高学年の受け入れもしていかなければいけないでしょうし、子どもたちに自由度があって、でも大人がそばにいてくれる、困ったときには助けてもらえるそんな環境を整えておきたい。
それをなんでもかんでもボランティアや地域の力に頼らずにできる方法を考えたいと思います。

不登校支援に関しては、最近本当に様々な取り組みがされていてお手本がたくさんあります。
フリースクールとの連携や協議体を持つことでお互い知り合うことができて、情報共有ができるようになるだろうし、学校復帰を目指してほしい学校の思いと子どもたちの思いを組んだ形で、例えば地域の公民館(子ども食堂や地域食堂とリンクできるとなおいいなと思っている)に小規模なサテライト型のいわゆる適応指導教室(個人的にはこの呼び方ではないほうがいいなと思う)を配置したり、ICTを利用して自宅にいながら先生とやり取りしたり学習できる仕組みの構築、もっと言えば公設民営のフリースクールの設置や、不登校特例校を作ったり、夜間中学校にもっと行きやすい仕組みを作って、市内で様々な受け皿を準備したいと考えています。
で、学校はそんな不登校の子どもたちの現状に即して本当はもっと柔軟に授業に取り組むことができたりしたらいいんだけど...根本はなかなか超えられないこともあるだろうから、根本が変わるまで細やかに支援できる体制整備を。

そして、子どもの権利の条例制定をあらためてもとめていきます。
子どもたちの現在置かれている環境を子供の目線からそして、子どもに近いおとなの環境を良くするための理念条例となり、そして実効性も兼ね備えたものを。
子どもの声を聴き、子どもが相談できる場所があり、第三者となって何かあったときに関わってくれる機関があること。

こんなことを考えています。
もっとこうしたらいい!とかここはこんな風がいいんじゃないか?とかご意見お待ちしています。