2月3日 教育委員会会議 定例会の報告 近視予防都市にしのみや!?

教育委員会会議の定例会でした。

www.nishi.or.jp

毎月行われる会議ですが今日は議題のすべてが非公開ということで

教育長報告だけ聞いてきました。

 

f:id:isshikifuko:20210203100242p:plain

審議される内容↑

非公開になる理由については

議会に報告する前だから

個人情報だから

などの理由で公開されない場で

審議されます。

 

教育委員さんの考えが聞けるチャンスなので

聞いてみたいところではあるのですが…

 

さて、本日の教育長報告ですが

「目」

についてのお話でした。

 

こどもの近視が広がっていますよ。

特に日本を含む東アジアで急激に増加しているということです。

 

ということで、その理由

 コロナ、ゲーム、スマホ

 長時間同じところを見続ける

目をかなり使っていて、視力検査ではわからない隠れ近視というのも

存在するそうで…

 

近視は一度なると回復はせず治すことができないという

ことが大きく懸念されることです。

 

目で情報を得る、

運動とリンクしている(←これは教育委員さんからのご意見でした)

見るということはわかるということに繋がる(←これも教育委員さのご意見)

目を見てコミュニケーションを取るので子どもの育ちにはとても大切(←教育委員さんのご意見)

 

1,0未満の視力の子どもたちが

小学生で34%

中学生で56%

高校生で62%

 

さらに大人になっても近視が進んでいて

脳への影響や

目に関する他の病気にも繋がるという

怖いけれど

今から本気で考えなければならない話です。

 

そのために

何ができるのか?

 

対応方法としては3つあります。

 

1、目薬を使う

 すでにシンガポールではこの方法が進んでいて

 日本でもこの目薬が使えるようになるとか…

 

2、1000ルクスの光を週11時間以上浴びる

 台湾やオーストラリアではこの方法を進めていて

 外での日光浴(紫外線との兼ね合いもあるので浴びすぎ注意)

 が効果を上げているそうです

 

3、20分間パソコンなどを使用したら6m離れたところを20秒見る

 そして、パソコンなどの画面を見るのは1日2時間以内

 2020運動と言うそうですが、これは学校でもすぐに取り入れることができそう

 

教育委員さんからは

他の自治体では

英語教育など何かに特化した教育をしていますと掲げているけれど

西宮市では教育にそもそも力を入れているので

 

「西宮市では近視予防に力を入れています」

 

というのはどうでしょう?とのご意見があり

 

授業の合間にインターバルを取って20秒外の風景に目をやる

お金もかからないし…

 

確かに…

お金をかけずに今できることをやっていけば

後々のことを考えると

自分自身の健康にも

財政にも優しい。

 

タブレットの導入がすでに各学校で始まっていますが

それと並行して

近視予防にも取り組んでいくことは

とっても有意義なことなので

是非そうしてほしいと思います。

 

授業の合間に外を見て

お日様出ている時には

外に出て遊ぶ

 

わが子のことも振り返り…

今日からできることを子どもと話をしようと

思った教育委員会会議でした。