緊急事態宣言下での教職員の感染リスクや 学校再開後の教員の超過勤務 に対してどのようにお考えなのか逆に問いたい。に答えてみたいと思います。

ツイッターにて、

今回の教育委員会の学校給食や長期休業中の食事支援について

また、保護者や子供たちの意見を聞いてほしいということを

一般質問した件に関して(だと思うのですが…。)

「緊急事態宣言下での教職員の感染リスクや学校再開後の教員の超過勤務に対してどのようにお考えなのか逆に問いたい。」

とのリプライがあったので

それに対して答えてみたいと思います。

(多分私に問われているのかな?と思ったので)

きっと、この方は

現役の教員もしくは、OB,もしくはご家族の方なのかな?などと

想定してみたりしていました。

 

家族で介護が必要な方がいたり

ご自身が高齢、もしくは持病をお持ちの方、子どもがおられる方なのか…

などなどめぐらしてもみました。

 

「緊急事態宣言下での教職員のリスクについて」

私の考えをまとめると

・そもそも、緊急事態宣言するなら全員が安心して自宅待機できる環境を作るべきだった。仕事(教職員問わず働く人全員)を休んで学校も閉鎖しても子どもたちが安心して家庭にいることができる状況を作ること。

子どもが安心して家庭にいることができる状況とは、貧困家庭もなく虐待もなく誰もが安心して過ごせる状況。

子どもがいる家庭は、福祉関係、医療関係、行政関係、ライフラインに欠かすことのできない職種で働いていても、安心して休みが取れる環境。

(そのためには、普段から職員にゆとりがないとできない)

だけれども、日本は子どもの貧困という大きな社会課題を抱え、児童虐待も年々数が増えているような国で

そのような国の中にいる子どもたちは安心して家にいることができて、安心して休めるのか?という前提があります。

教職員のリスクから言えば、そういった課題がなければ

休んでもらいリモートワークで課題を作り、各家庭と在宅でコミュニケーションをとりながら、過ごしてもらうことができれば

リスク軽減ははかれたのかもしれないと思います。

でも、現状子どもの貧困を解決していくために学校は地域のプラットフォームとなり

必要な支援を受けることができているのか?ということを確認し、時には訪問し、子どもの安全を守っていくことが

現状求められています。

 

で、私の意見はどうなんだ?ということになると

今の日本の中で教職員として働いてくださっている方々には

リスクを求めてしまっているのだろうな。というのが

私の主張していることなのかもしれません。

 

「学校再開後の教員の超過勤務に対して」

これは大きな課題と認識しています。

学校が始まったものの、いつも通りの学校運営ではなく

教員の多忙化が社会的に認知されるほど

通常から忙しい先生たちに

さらに消毒や、日々の運営方法などのミーティングや報告やその他もろもろが

追加されて

多忙化の域を大きく超えてきているのではないか?と考えます。

そのことはさすがの文科省も認識し

スクールサポーターを配置するということになっていますが、

(この制度自体にも課題はあると思っています)

それでも各校1人の配置程度では

補完できる部分もわずかだろうと思います。

 

基本的に教員を増やすこと

教職員の定数を校務分掌に1人1つ当てはめることができ、さらに言えば

特別支援コーディネーターや生徒指導、生活指導、進路指導などの分掌を割り当てられた人は

担任から外してもらい

自由に動ける職員として学校に配置されること。

ゆとりのある学校であれば

もう少しこのコロナ禍の中でも

働きやすい環境を維持することができるのではないか?と考えています。

 

このような内容でお返事になっているのかわかりませんが

今、現在私が考えていることです。