常任委員会の報告

先ほど委員会が終わりました。

本日はなかなか厚みのある内容が多く、議論も多い一日でした。

 

学童保育の指導員さんの認定研修を市が市主体でしてもいいようになった条例改正や

高木小学校の体育館、甲東小学校の校舎大規模改修の工事契約の件

補正予算では国のコロナ対策による補正予算を受けて

タブレットの購入やその他周辺機器類の購入

児童福祉施設への感染症対策に関する補助金

ひとり親家庭への給付

スクールサポーターの配置予算

 

多くの議員が発言したのは

いじめ問題に対する第三者委員会立ち上げの件

夏季休業中の授業実施の際の学校給食についての所管事務調査

「35人以下学級の着実な推進と義務教育費国庫負担制度の堅持と拡充」という請願の審議

 

いじめ問題に関する第三者委員会は今回初めて設置されることになります。

詳細は個人情報ということもあり

伏せてありましたが

1人の子どもに対して100人以上の加害者が存在し100件以上の事案があったということです。

 

本当に驚きました。

 

今回はいじめが原因による長期欠席ということが理由で第三者委員会の立ち上げとなりました。

これから調査は進んでいきますが

調査結果は「いじめがあったかなかったか」

ということを報告するもので

それをもとにして何かするというものでないという

教育長の言葉に

 

調査してそのことを明らかにすることも必要だろうが

その調査の中でわかる経過の中に何があったのか?を知り、今後に活かすことも大事ではないのか?

と伝えました。

 

むむむ

これは子どもの権利を中心にして本当に調査が進むのか

進捗を確認したい件だなと思いました。

 

給食に関しては

委員会で全員一致で決議案を本会議場で提出することになりました。

内容は「現環境下での工夫により、子どもたちに栄養のバランスがとれた給食を提供する改善を着実に実施することを求めると同時に、西宮市当局が一丸となって本件の推進に当たるよう求める」

というような決議文を出します。

これにより、法的効力はありませんが政治的な大きな動きにはなります。

(以前には、学校体育館へのエアコン設置を決議し、今年から計画的に中学校体育館へのエアコン設置が進みます。)

8月の後半の給食にはなんとか子どもたちの給食がより良いものになるようにと願うばかりです。

 

多数の案件で、詳しい議事録はないので発言に関しては詳細が間違っている部分もあるかもしれません。

議事録アップされましたら、また読んでいただければと思います。

 

が、やっぱり委員会にもインターネット配信ができるような取り組みを進めてほしいと

思います。