政治倫理条例をつくる! #西宮市議会 #一色風子

今日は西宮市議会の議会運営の課題に関する検討会議でした。昨年度から引き続き参加している検討会議ですが、そろそろ終盤を迎えます。

議員定数常任委員会の数、議会BCPなど課題の洗い出しをしてきましたがどれもこれも勉強になるものばかり。会議のメンバーに無所属議員代表で入れてもらったことでいろいろと自由に意見を述べさせてもらっています。

今は政治倫理条例をつくる作業をしています。

政治倫理基準に沿って、疑いがあるという市民の署名で政治倫理審査会を開いて疑われている議員は議会が信頼されるよう弁明しなければならない、というようなことを条例で詳細に決めていくことになります。そもそも、議員が自分たちを律するためにつくる条例。市民に開かれていて、信頼されるように市民により近いものになるようにと思っていますが、色々と前途多難。会議の座長も大きくため息つくくらい会議体の全体の一致をみるのに時間がかかっています。

審査会の設置に関して、議運で審査会設置の適否を決めるの?誰が証拠書類を確認するの?議運は報告受けるだけでいいんじゃないの?とか議長に証拠の適否決めてもらうの?議運の立ち位置はどうなるの?証拠書類はどんなもの?とぐるぐる議論が続いています。

そもそもの目的は議会が市民に信頼されるようにしておくもの。なので審査会の設置も議運で適否をつけるのはなじまないと思っています。私の中では議長が証拠書類のチェックをして(要項でその部分は誰が議長になっても確認作業ができるよう詳細に決めておく)その証拠書類確認ができていることと審査会の設置を議運で報告。異論など出るかもしれないけれど、議運で審査会の設置に関してひっくり返すことはできないと要項に書いておく。あとは、審査会で審査をお願いする。

そういう流れがいいなと今は考えています。今後の議論の中で他の会派の意見も重なってより良い方向になればいいと思っています。

今日もある会派の意見で、議員が自分たちを律する条例を議員が作っていることに対して違和感があるという意見が出ていました。おっしゃる通りだなと思います。条例ができる途中で市民の意見も聞きたいと個人的に考えています。パブコメをとるなり、意見交換会などするなり、議員と市民のための良い条例を時間がかかっても良いので作っていきたいです。