一般質問を終えました

昨日は一般質問の日でした。
順番に質問要旨を紹介します。

子育て支援については、以前から宝塚市の事例なども聞き、是非西宮市でも赤ちゃん訪問で保健師さんや保育士さんに訪問していただき、子育てのスタートから相談しやすい環境をつくってほしいという思いがありました。実際に、調査すると赤ちゃん訪問での赤ちゃんに会えなかったケースが47%と低いことがわかり、民生委員さんのなり手不足も現状である中どれくらい効果が期待できるの疑問でした。
西宮市での児童虐待相談件数も平成27年度832件ある中、重層的に食い止める方法は必要と考えています。
答弁では、人員の壁が一番大きいことが問題だということだったのですが、もちろん人件費がとてもかかるのはよくわかっているのでその部分への予算の要望と共に、今、公立保育所の保育士OBが小規模保育所を支援員として2名体制で巡回しているところを1名赤ちゃん訪問に回っていただけないか?提案を最後にさせていただきました。

次に、子育て支援の二つ目の質問は、西宮市の主催する行事に託児の準備をするべきではないですか?と投げかけました。
そもそも、以前から市長の広報広聴会では託児がなく、あったらいいのに…と思う場面にも遭遇しました。
しかも、今回の総合計画のための広聴会では市民のみなさんに地域の課題を聴くというものだったのに、本当に市民の皆さんが来やすかったのかというと準備不足の部分もあったと思います。
なんでもかんでも託児をつけてほしいというわけではないけれど、様々なシチュエーションを設定してどんな人にも開放された西宮市であってほしいなと思います。
これに関しては前向きにただいま準備中ということですので、期待したいなと思います。

避難できる場所についての質問は西宮には大きな公園が少ないことと新しく第2庁舎がたつということがきっかけで考え始めた質問でした。
第2庁舎をたてるにあたっては、安井小学校区にある江上庁舎と保健所の集約化がセットになっていたのでこの空いた土地に是非とも公園を!ということを訴えてみたのですが…避難できる場所という設定は住宅街にある公園の1人あたりの公園面積が全体と比較しても少ないこと、避難地予定になっている西田公園が実際の開設面積となっている数字よりも半分以上小さいことを指摘してみましたが机上の上では充足しているということを理由にして、公園の必要性はないそうです。
残念…でも、今回のことを通して避難所になっている公園面積と開設面積の開きに関しては調査していく必要性を感じたので新しく課題ができました。

さて、最後の質問は教育大綱について。
子どもの条例を教育大綱と今まである子どものための計画とで満たすので、つくる予定はないと言っていた市長でした。できあがったものに関して問うていこうと思っていた矢先に、市長が公の中高生の集まる場所でご自分の中高生時代の頃を引き合いに、中高生の居場所についてお話されたところに出くわしてしまい、これって市長として話すべきこと?という疑問が…
というわけで趣旨を転換して教育大綱と市長の整合性について指摘しました。
せっかく話をしに来てくれた子たちに何故自分の話をしなければいけなかったのか?
市長は子どもたちの意見を聞き、とにかく話をしにきてくれたことに感謝だけすれば良かったんじゃないの?と思いました。
私の中での教育大綱の「おとなたちへ」の解釈は、子どもの意見を黙って聞き、必要な時に助け船を出せるくらいの少し下がったところで大人は子どもたちを見守るべきだと思っていたからです。
なのに、それを打ち破るようにしてご自分の若かった頃の話をしても、今と昔で子どもたちが育つ環境が違うということを散々話してきたのに、あれはなんだったんだ?・・・となってしまっての今回の質問でした。

今回は初めての52分という時間をいただき質問に挑みました。
また、課題も見え、自分の弱さも見えた、勉強になった一般質問となりました。

というわけで、今回の私の質問に対して市長がご自分の非公式?ブログにて反論しているそうです。反論ということは、私の説明不足か…新人議員3番目の洗礼ということか…

とりあえず、それを確認してまたブログに書かせていただきます。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございます。