6月議会 一般質問 ①コロナ禍の中での子ども、子育て家庭の相談先について

私の一般質問が終了しました。

39分の所要時間と同僚議員から5分融通してもらい44分という短い時間の中で

4点について質問させていただきました。

以下、今回の質問内容とその答弁になります。

長くなりますので、項目ごとにブログにアップさせていただきます。

是非ご確認いただければと思います。

 

1、新型コロナ対応の中で子どもや子育て家庭に関連する相談先として行政内には未来センターや子ども家庭支援課、子育て総合センターなどがあるがこのコロナ対応の中、学校休業や保育所幼稚園などの休業、特別保育の中で対面相談やアウトリーチなどが難しくなったのではと考えています。

今後また今回のような状況やさらに深刻な状況があった場合に備えてできる対応を今考えておく必要があるということから以下の質問をしました。

 

・未来センターでの相談業務や、子ども家庭支援課で対応している相談業務、子育て総合センターで対応している相談業務はどれも子どもや家庭の中で解決できないものや話をすることで解決すること、繋げなければならない支援などが見えてくる重要な業務になっています。この学校休業期間や緊急事態宣言中の西宮市の相談状況、支援機能はどのような状況であったのか?

答弁)新型コロナウイルス感染拡大防止対策(以下、防止対策という。)により、学校が臨時休業となったことで、学校からの相談や、保護者からの学校生活等に関する相談が減少するなど、全体的な相談件数は例年に比べて減少いたしました。また、市民の皆様には来所による相談は極力控えていただくなど、面談による相談は避け、電話やメールを中心とした相談業務を行いました。なお、支援が必要な家庭に対しましては、状況に応じて家庭訪問を実施するなど、フォローに努めてまいりました。

 

・また、それぞれに職務免除や在宅勤務などで職員体制が通常の体制ではない状況であったと思います。この間の相談業務に対応するために十分な体制はできていたのか?

答弁)職員の感染を防止する観点から、時差出勤や在宅勤務を実施し、出勤する職員をできるだけ縮減いたしました。しかしながら、学校の臨時休業や外出自粛などにより、家庭内での生活不安やストレスによる様々な問題も想定されましたので、このようなことに対応できるよう、一定の職員数は確保し、必要な相談支援体制は維持できたと考えております。

 

・今後も第二波、第三波が来る場合や、今回よりも深刻な状況になった場合に対応できるよう、在宅勤務でも専門性の必要な相談支援の体制を維持できるように体制を作るべきと思います。現在そのような想定をして準備はされているのか?

答弁)子どもや子育て家庭に関する相談は、デリケートな個人情報を取り扱うことが多いことから、在宅勤務での相談業務は難しいと考えております。今後、職員が出勤できないなどで相談体制の維持が困難となる場合は、庁内で職員の派遣依頼を行うなど、相談体制の維持に努めるとともに、在宅勤務でもできる相談業務の選定やその手法について研究してまいります。

 

教育委員会に認識してほしいのは、学校が休業になることでアウトリーチなど相談業務が減っていること。

それだけ必要な支援から零れ落ちているケースがあるのかもしれないということに目を向けてほしいと思っています。

学校再開されれば、忙しくなる。。。と

いうような姿勢で待ち構えているのではなく、

その中でも少しでもしんどさを軽減できる方法が必要です。

 

また、今後学校では一人に1台タブレット等を配布されていくことを考えると

各家庭の相談などをタブレットなどを通して受けることも可能になると思っています。

 

そのあと押しをするように

国の第2次補正予算には相談業務に通信機能の整備を進めることができる

補助金メニューがあります。

そういったものを活用して今後しっかりと備えるようにと思います。