教育委員会会議 傍聴してきました。の報告

昨日は教育委員会会議の定例会でした。

前川教育委員のご冥福をお祈りした後からスタート…(余韻は何もない…)

 

教育長報告では、コロナに関すること。

専門者会議や国からの通知、企業や大学がとっているアンケート調査についての報告でした。

専門者会議の中で話し合われている三密を防ぐ方法と合わせて

この夏の暑さのなかでは

「3つの取る」

が最近言われているということです。

・距離をとる

・マスクを取る

・水分を取る

熱中症を防ぎながら、コロナの対応をしていかなければならないということで

このマスクを取るというのは、登校の時や外での活動の際にはマスクをしていると

熱中症のリスクの方が高いということを言われているようです。

 

様々な企業や大学のこの間のコロナでの、学びの調査結果や感染に対する不安感についてのアンケート、

情報源は何なのか?というようなアンケート結果や受験生に向けたアンケートの結果などなど

報告はありましたが

では、西宮市ではどうなのか?というような調査やアンケートの報告はありませんでした。。。

 

他市では、子どもたちのストレスチェックを含めた

子どもの状況調査をしています。

 

また、市内では市民グループ(子育て中の方が中心になって)が

子どもの学びや子育て家庭の状況、子どもの声を集めてくれていました。

そういったことを踏まえて、市ではどうするのか?

こんな、今までにも経験したことがないような事態にありながら

今後のためにもどうだったのか?ということ、そして記録という意味も含めて

調査をするべきと私は考えています。

 

教育委員の方からは

休校措置から学校再開後の出席状況はどうなのか?

不安を訴える保護者の声はどうなったのか?という質問と

GIGAスクール構想の進捗を聞いてくださっていました。

 

GIGA スクール構想に関しては

先月とさほど変わりなく、6月議会に予算案の上程を予定しているというところまでしか

話はありませんでした。

出席状況に関しては、2%程度の欠席がある中

コロナが不安だからという理由での欠席は1%に満たないということでした。

多分、理由をコロナにしていないけれども

本当は不安だと感じて休まれている方もいるのではないか?

と勘ぐってしまう所ではありますが。。。

不安を訴える保護者はかつてほどはない状況だということですが

私たち保護者は学校としっかりコロナへの対応関して話し合いや意見交換をしたわけでも

また、状況調査、聞き取りなどしてもらっているわけではないので

実際のところはわからないというのが本当のところだと思います。

 

また、他の教育委員からは

この長期の休みで保育所などでは

子どもと保護者が一緒に過ごす時間が長くとれたことで

子どもたちが落ち着いている

また、分散登校のおかげで

不登校傾向の子どもにとっては良い状況をつくれている

というプラスになるような報告もありました。

 

では、今まで通りの社会に戻ることが本当に理想なのか?

この間で私たちが感じたこと、学んだことを

ないものにしないように

良かったことはそのことが継続できるように

デメリットになったことは

きちんと精査して今後に生かすことができるようにしていかなければ

ならないと考えています。