教育委員会会議の傍聴へ

議案3号から7号までは公開案件として傍聴できました。

教育奨学金の額の変動の話や事務事業評価のアドバイザーについては

あらためて私も担当課からお話聞きたいと思います。

 

本日の教育長報告は…

 

コロナ禍の中で見えてきた学校教育についての課題

今までの学校では

「人の話をおとなしく座ってじっくり聞く」

こういったスタイルだったので

主体性がなくても授業は進むし、同質性が高いというのが定着していて

社会が変わってきているのに学校のありようだけは変わらないで

これまできていたものが

コロナ禍の中でそのことによる課題が浮き彫りになった。

 

言いたいことが言えない空気感(←コレ先生もそうなんじゃないのかな?)

自分の都合の良い情報だけを(SNSなど)入手し

責任は人に転嫁

ひろゆきっずと言われる対話をせずに一方的に物を言って相手を黙らせ

同調圧力がとても強くなっている(←コレも先生たちもそうなってないかな?)

Z世代からイイネイイネ世代と変化し

民主主義を学校で教えても実感がわかない←子どもの声を聴ける余裕が学校にあるのかな?)

 

個別最適化、協働した学びをICTを活用して進めていかなければならない

自分で想像することが大事になる

 

ChatGPTでは作文も論文も書けるようになる世界の中で

活用される側でなく活用できる側にならなければならない

 

意思決定、想像力の育成

この2つをどのようにしていくのか重要である

 

体験活動を新たなものへの発見の場になるように…

 

(要点をメモしていたので…議事録が公開されたらそちらをご覧ください)

 

委員さんの意見からは…

 

想像力、意思決定には対話が必要

イイネイイネ世代はのイイネには

賛同と受容の意味が込められていて

相手を肯定することから子どもたちはスタートすれば

良いのではないか?

内申点の制度を変えない限り

ジェネラリスト教育は変わらない

 

特活の授業が主体的に学べる領域が広く

こどもたちが合意形成を学べる場

だがその特活の授業が減らされている

これからの特活の授業を変えていく必要がある

 

学年という枠のなかで学ばなければならない

子どもたちはそれぞれ同じ学年でも発達が違うのだから…

 

聴きながらそのために

じゃあ学校は?教育委員会は?何ができる?

具体的な話をもっとやっていきたいし

広く保護者や地域とそういった対話をしていかなければ

早くはじめなければ進まないのでは?

と感じました。