2日目の決算審査が終了しました。
本日は教育委員会所管分に関しての審査となりました。
各委員さんからの質疑は多岐に渡っておりましたが
特に重なって質疑があったのは
子どもの居場所作り事業(西宮市放課後キッズルームという名前に変更)
についてです。
紆余曲折して今の形に収まった
西宮市の子どもたちの放課後の居場所。
自由に子どもたちが主体的になって遊ぶことができる場をつくろう
と始まった事業は、育成センターの待機児童対策にもなり得るように
地域の方や民間に委託や直営や…と
形も様々に試行錯誤しながら変化し、最終的には
直営型・・・市職員であるコーディネーターを学校に配置し、学校の支援も行いつつ、放課後は地域の方々とともにきめ細かな見守りを行うことを目指す事業形態です。
なお、一部コーディネーターを配置していない学校がありますが、将来的にはコーディネーターを配置し実施する事業形態に移行する予定です。
☆活動時間は各学校ルールによって違う
委託型・・・本来の事業趣旨を維持しつつ、留守家庭児童育成センターの待機児童対策にもつながるような運用方法で実施する事業形態です。事業者に委託して実施しています。
☆活動時間は育成センターと同じ平日17時まで(長期休みは8時半から17時)
という形に落ち着いております。↓
1か所につきそれぞれに係る費用は
委託で1200~1300万円
直営で600~650万円
という違いがあることや活動時間についての違い
そもそもの主旨は変わっていないのか?などの質問が出ていました。
私からは本日も他の委員さんが質疑された内容を
さらに突っ込んで聞きたい!ということで
スクールサポートスタッフに関して質疑させていただきました。
来年度以降も市教委としては各学校の要望も聞いて
継続配置をしていきたいとの答弁だったので
国費や県費がなくても現状の形を続けるのか?
という確認と
もともとはコロナ対策の対応のために配置されているが
学校ではさらにそれ以外の内容でも活動してもらっていること、
また、継続を要望されていることを踏まえると
このコロナ対応がなくなっても
制度として続けていくつもりなのか?
を確認しました。
市教委としてはどちらもそのように対応していきたいとのことで
学校の負担軽減の策としても有効という認識でいることが
わかりました。
他にも給食物資のことや特別支援教育関連などなど
気になる話題が盛りだくさんの決算審査となりました。
その決算審査が終わったのちは
異例なのですが
常任委員会を開催させていただき
委員会の遅れを取り戻すべく
施策研究テーマについての意見交換をさせていただきました。
各委員会の施策研究テーマはこちら↓
長時間に渡っての会議となりましたが
委員の皆様には活発に議員間討議していただき
当局の皆様にもオブザーバーとして
基礎知識を教えていただきながら
進めさせていだきました。
なんとか来年の2月3月には提言にまとめていけるように
進めていきたいと思います。