決算分科会始まりました

今日から西宮市議会では決算分科会がスタートしています。

4日間の予定で前半は

教育こども

総務

健康福祉

の3つの委員会が所管している分野について

それぞれの委員が審査にあたっております。

 

委員長は主査となり

分科会の采配を進めております。

 

私の担当の教育こども分科会では

こども支援局分を本日、

明日は教育委員会分に関して審査を進めていきますが

 

傍聴に来ていただいいてる市民の方には

資料の配布が一部しかなく

委員さんが使っているその他の資料が手元にないので

聞いていてわかりにくいところがある…との声が早速届いております。

 

この部分なんとかならないか…

改善していけるように働きかけしたいと思います。

 

ちなみに昨年度の決算審査資料の一部はこちら↓

www.nishi.or.jp

www.nishi.or.jp

 

さて、今日の分科会で多数の委員が質問していたのは

保育士確保策について

例えば、そもそもの処遇改善が必要であったりとか

今ある策に付加できるものはないか?とか

広報の方法や保育士だけでなく私立幼稚園の教諭の確保についてなど

保育士確保については様々な立場からの

質疑がおこなわれていました。

 

私は主査とうことで

議事運営に専念しなければならないのですが…

それでも他の委員さんの質疑についてもう少し深めたいと思うものが

何点かあり確認ということで質疑させていただきました。

 

1点目は特区小規模保育所の今後の検討について

特区型の小規模保育所(1歳から3歳)の連携先として

公立幼稚園との連携事業を始めていますが

今後の拡充に関しては検討していくとの答弁があり

その中には既存の小規模保育所(地域型保育所

も含まれるのか?それともそこは切り離すのか?

ということが気になり質問しました。

 

現時点では受け入れ先の公立幼稚園が

特区型に絞って受け入れ体制を整えていること

待機児童対策に資するものかということを見極める必要性など理由に

既存の小規模保育所に関しては

連携幼稚園事業との連携はないようです。

 

でも、小規模保育所の連携先の課題は

解消されないままなので

このことに関しては引き続き提案していきたいと思います。

 

2点目は医療的ケア児の保育所入所について。

すでに来年度に向けて申し込みやご相談があるようです。

その中で医師や医療機関、主治医との連携を密にしながら

保育における配慮事項など確認していきますとの答弁がありました。

医療的ケア児委員会で、入所に向けての判定をしていくとのことですが

委員会の中では主治医の意見書をもとに

大前提は保育所入所ができると主治医が考えていれば

保育所への入所が可能になり、その後の配慮事項に関して

看護師さんなども入ってもらい

委員会の中で配慮事項などが決定していく

仕組みになるという確認をさせていただきました。

 

長く訴えていた医療的ケア児の保育所入所がようやくスタート。

より良い制度となるようにと思います。

 

3点目は、ヘルパー派遣について

産前産後の家族の家庭支援を行う仕組みです。

www.nishi.or.jp

まだまだ利用された方からの満足度というところでは

低いという課題や対象者にそもそもこの制度が届いていないという

課題もある中で

コロナ禍の里帰り出産などができない家庭に対して

以下のような補助金制度もあります。

www.nishi.or.jp

この補助金制度では民間の育児支援サービスを活用することができ

西宮市が現在進めている子育てヘルプで活動している

団体以外のサービスを利用することができます。

是非とも、市の事業の改善につながるように

利用者アンケートを取ってほしいとお願いしています。

民間事業者のサービスに対しての満足度調査は難しいが

利用される方に対してなぜこのサービスを利用するのか?

どんなサービスを利用するのか?などは聞くことは検討してくださる

とのことです。

 

国がコロナ禍の中で出している補助金メニューですが

今後も市としてこの補助金もしくはこれに代わるような制度は継続してほしいと

私だけでなく他の委員からも意見は出ていました。

 

明日は教育委員会の所管分

その後、常任委員会を開催し施策研究テーマなどを議題に

委員会もあります。

 

傍聴もできますので10時から

お時間ありましたら是非ともよろしくお願いいたします。