昨日、民生常任委員会にて勉強会がありました。
テーマは
「西宮中央運動公園及び中央体育館・陸上競技場等再整備事業について」
平成27年からスタートした事業は昨年の1月に特定事業選定及び入札公告
までのスケジュールで進めてきていました。
本来であれば、昨年の12月には契約締結され
工事着工という予定でした。
事業はいったんストップ、見直しされる事業として
西宮市全体の事業見直しの一つとして整理されています。
126.6億円の規模の大型事業ということもあり
税収が新年度減収するという見込みの中で
あり方を検討するということですが
今回の勉強会で出された検討案は
現在中央体育館が抱える課題を
(老朽化により大型の避難所としての機能を果たせない、多数の利用者のニーズに合う規模でないなど)
解決するというよりは
事業を縮小するために考えられた案で
抜本的に何を解決するべきなのか?
という視点が抜けてしまっているようでした。
地域や関係団体など多数の市民の皆さんからのご意見も受け
(パブコメも終わっていました)
丁寧にやってきた事業は
またもや、おもわぬ事態により
停滞しようとしています。
(前回は、市長選の争点となりそもそも白紙となりました)
動向を注視していく必要がある案件だとあらためて思いました。
ちなみに、兵庫県との統合新病院はやや計画が遅れているようですが
予定通り令和7年後半の開院を目指しているということでした。
感染症対応ができる計画をプラスされているようですが
公立病院が統廃合されていくということの
デメリットをあらためて感じる日々の中で
公立病院の役割を考えさせられます。