警報が発令されて。

今朝は警報が発令されていて朝ばたばたと忙しい時間を過ごされた方も多かったのではないでしょうか?

お子さんが幼稚園や小中学校に行かれていると休園休校になることや給食がなくなることでお昼ごはんの準備など思わぬ警報に慌てふためく経験されているのではないかしら?と思います。

西宮市では午前7時に警報が出ていると基本的に給食は実施されません。
そして、9時までに解除されると学校園長の判断で登校登園させるという決まりになっています。(市立幼稚園、市立高校、小中学校全て同じ考え方です)

さてそんな中で、学校給食について食材はどうなっているのだろうか?
という疑問が・・・

西宮市の学校給食は約4万人分の給食材料費として1日1000万円かかっています。
もちろん、学校給食課もその食材費がすべて無駄にならないようにといろいろと考えていらっしゃるようです。

それでも警報が出ると損害額は500万円ほどになるそうです。
内訳は当日焼きのパン(保存料等無添加なので給食時に美味しく食べれるように最善の配慮を頂いている)、生鮮食品(野菜だけでなく、カップ豆腐など)。

台風など事前にわかっている時と今日のような急な警報の場合でも損害額の違いは出てくるということです。

このご時世、食べ物の廃棄などはなるべく作らないようにしていきたいというのが、共通の思いです。教育委員会としてもフードバンクなどに引き取りをお願いできないか打診されたことはあるそうですが、何百キロ単位を引き受けてくださるところはなかなかないようです。
他市の取り組みでは、市役所など生鮮食品の販売をしているところもあるということでしたが、西宮市よりも規模の小さな自治体なので可能なのかもしれないな・・・ということでした。

また、給食がなくなることで困る子どもたちも出てくることを考えると、最良の方法を考えたいという思いは共通認識として持ち合えることができています。

こういうことを考えているんです・・・という学校給食課の課長の話を聞いてそれが可能になればいいなとも思っています。

しかし、4万人分のパンとか西宮市の職員に買ってもらうことできないかなあ?
売店とかで売ってくれたら私は買いに行くけどな。