6月のおしゃべり会と議案の報告会

今週の土曜日6月18日に報告会を開催します。6月議会の議案を中心にいろいろおしゃべり会です。
場所は中央公民館プレラ4階401集会室にて、時間は19時から21時まで開けています。
お茶とお菓子と絵本と少しおもちゃなども用意しています。託児等はご相談くださいませ。

さてさて、前回のお話会の中でいろいろご質問などをいただいていたので、遅くなってしまいましたがそれをここでお答えしたいと思います。
前回のお話会の中では地域防災計画が新しいものができていますよ、ということでまずはその視点からのご質問から・・・
「地域防災計画について」
地域防災計画というもの自体は昭和38年からあったそうです。それをその都度改定しながら今のものに仕上がっています。
地域防災計画はこんな冊子3冊からなっています。



これは防災会議を開く中で改定されるような内容があったときに新しく冊子にされるようです。前回は26年度に出されていました。けっこうしっかりした作りで3冊セットで2238円。これを全部で400セット作っているので全部で895,536円かけています。せっかくだから、どこかで見れたらいのだけど・・・ということだったのですが今のところ図書館では閲覧できますがそれ以外の場所で(例えば公民館などでは見れないようです)ざっくりしたものは防災マップなどが各戸配布されているのでそれをみていただければ・・・ということでした。でも、この地域防災計画には備蓄量とか避難所になっているところとか細かくかいてあるので、西宮市の計画がよくわかります。
「浜の方に福祉関係の施設が多くてそこの人たちの避難は大丈夫なの?」
ということでしたが、各事業所が避難計画を持ってやられるようなので市はそれを監査するだけのようです。それだけでいいのか、施設任せにだけしていていいのか不安が残りますしこれはもう少し他市の情報などを仕入れて整理していかなければいけないなと感じています。
「備蓄について」
備蓄量は5年かけて平成29年度末までに19万食までの数に増やすという計画の中、今少しづつ備蓄量を増やしています。現在の備蓄内容はお粥が5856食アルファ化米が52,100食ビスケット類(今はビスコだそうです)60,716食です。最大避難者数6万人が3日間で1日1食計算です。対象者はお粥が1,2歳と75歳以上、それ以外の方にアルファ化米とビスケット類が配られる予定です。0歳の赤ちゃんたちは区別なくすべての子にアレルギー対応用の明治ミルフィHPという粉ミルクが備蓄されています。
その備蓄ですが、賞味期限での入れ替えの際には小学校に配っています。去年までは備蓄量も少なく入れ替え数もそんなにたくさんではなかったので手上げ方式で必要な小学校に配って消費してもらっていたようですが今年からは約4万食の入れ替えになるので各小学校に配布して使い方は各小学校にお任せして消費してもらっているようです。ちょうど先週うちの二男が小学校から乾パンを持って帰ってきていて妹もおやつでもらっていました。1歳児でも乾パンは食べることができるので、対象者の考え方をもう少し柔軟にしたほうがいいように思います。

防災計画以外の質問から・・・
「市内の小学校が何%抗菌石鹸を使っているのか?」
何%まではわかりませんでした。もう少し時間をかけて調べたいと思います。
各小学校に石鹸は任せているそうなので養護の先生に各個相談して、ということでしたが、学校の集中購入の中にアルボーズ石鹸以外にレモン石鹸もあります。ネットに入れてぶら下げるタイプです。昔はどの学校もそんな石鹸だったような・・・今でも公立幼稚園なんかはレモン石鹸を使っているところもあると思います。カラスが食べてしまうから外に出せないという話を聞いたことがあります。私も抗菌石鹸より純石鹸がいいなと思います。なんでもかんでも子どもたちを菌から守るというのはテレビのCMの良いようにされている気がしますし、手の洗い方が大切なんかなあ?とも思います。
保育所の給食の放射能検査について」
西宮市の公立保育所の給食は学校給食のような放射能の検査はされていませんでした。
学校給食では国の示す基準値の補完の役目として安全を更に確実なものにするために検査しているということです。小学生よりも小さな子どもたちの食べるものなので、安全には安全を重ねてほしいなと思うのですが、公立園の給食の材料の量が小学校に比べれば少ないこと、そして給食材料がほぼ西日本のものを使用しているということでご理解いただきたいということでした。確かに、材料は西宮市のホームページでも確認できますが産地は西日本のものを使っていることが多いです。少ない量でも確実に検査できる仕組みがないものかと思うのですが・・・
「給食のエプロンについて」
学校給食のお当番で使うエプロンのことです。1週間使用したものは各自お家に持って帰ってお洗濯してまた次の人に回していくというのが昔から西宮市では通例です。私も子どもの時そうでしたし、今も子どもが学校から持って帰ってきます。
ただ、最近の洗濯洗剤の‘におい‘がすごい。ちまたでも話題に上っていますが柔軟剤などで使用される香料が最近強烈なものが増えている気がします。科学的なものに敏感なお子さんやご家族は洗濯する度にこの‘におい‘に悩まされているのではないでしょうか?エプロンは洗濯したのちアイロンをするのですが、アイロンした瞬間にも香料がにおい立つのです。自分の家で洗濯していてもどこかのタイミングで洗濯されて残った香料がそのままエプロンから消えていないのです。
どうにかならないかな?というお話を聞いて、私もそう思っていたし他にもそう感じる方いらっしゃるんじゃないかしら?と思ってほかの方にも少し聞いてみると、においが気になるという方はいらっしゃいました。
洗剤を変えてくださいとか、各家庭にお願いすることは難しいことだというのはよくわかるのです。
でも、そう感じているご家庭は潜在的にいらっしゃるようですし違う視点からいくと、お家の事情でお洗濯自体がしんどいご家庭もあります。これは今後の課題にしていきたいなと思っています。

以上が前回でのお話会の中での話題と質問でした。
もれていることもあるかもしれません。
が、一応報告でした。足りていないところがたくさんあると思いますがまた是非いろいろとお声を聴かせてください。