反対したり、退場したり、賛成したり...2/3

本会議第6日。
議案についての賛否や意見を述べる日でした。
「西宮市付属機関条例の一部を改正する条例制定の件」に反対、議員提出議案「西宮市職員の公正な職務の執行の確保に関する条例の一部を改正する条例制定の件」には退場、「補正予算第5号(台風21号関連)」には賛成でしたが質疑と意見を本会議場で述べさせていただきました。

の、続きです。

職員の公正な職務の執行の確保に関する条例、いわゆる口利き防止条例については6月議会で賛成多数で可決された条例でしたが、今回はその条例の「録音」部分の削除と執行日を来年の4月1日に改正しましょうという条例が出されました。異例のスピードでの条例改正の提案でした。

前回6月の定例会にて可決されたこの条例は新聞でも報道されていて、すぐに市民の方から録音されることで市民が要望しにくくなるのではないか?という不安の声が届きました。施行日の予定は今年の10月1日。

今まで行政側も不当要求行為の際には録音することができるような体制はあったということでした。それを条例にして明確にすることで、要望などの情報もしっかりと管理して情報として持つことができる。市民の要望が見える形になるということでは、それは市民にもメリットがあることだと思っています。ただ、録音しますという部分に関して市民に対して要望がしづらくなるかもしれないという気持ちを持たせていることですでに説明が足りていないだろうし、要項も示されたばかりなので丁寧に広報しなければならない。

そもそもの議員提出だった議案に提出者として名前を連ねている以上、条例改正の議案に賛成することはできないので退場しました。

急いで10月に始めなくても、来年の4月で良いと思います。やっぱり市民のためです。