明日は一般質問

今回は今まであたためていた…というか、考えがようやく自分の中でまとめることができたので「西宮市の特別支援教育」について質問します。

障害福祉課が作っている統計を見ると、身体障害者手帳をお持ちのお子さんに関してはほぼ横ばい、療育手帳をお持ちのお子さんは年々増加しています。
また、特別支援学校ではない小学校、中学校への進学を希望するお子さんは特別支援学校を希望するお子さんよりも多いこともわかりました。

そして以前から、通常学級や特別支援学級の支援の必要な子どもたちの支援ボランティア(西宮市では学校協力員と言いますが)の確保に保護者の方々が苦労されていること、現場の先生方も支援できる人たちがもっと学校に必要だということを直接聴かせていただいていました。

そんな現場の状況と近隣他市の状況を比較すると、臨時職員ではあるものの介助員という形で子どもたちへの支援ができる体制をとっている自治体が多いことがわかり、ボランティアと介助員を活用しながら支援をすすめていることがわかりました。

障害福祉が進んでいる西宮市ですが、教育の分野も障害のあるお子さんへの環境整備はのんびり構えていることができない状況にあります。

特別支援教育審議会も始まり、ようやく特別支援教育の分野を西宮市として課題整理していきます。
その中で、当事者の意見をしっかり聴き審議会に反映されるようにしてほしいと思っています。
専門的なことを決める場所だから、専門家の意見を聴くのでということですが、学校に通うのは当事者本人とその家族。
その人たちの思いをどれだけきちんと受け止めて、多様な社会を築き上げていくか、重要な部分です。ここは、しっかりと押さえておきたいと思っています。

明日12月6日3時ちょっと過ぎが私の番にあたっています。

さくらFM,インターネットでの配信もありますし、もちろん傍聴にもいらしてくださいませ。
よろしくお願いいたします。