インクルネット西宮1周年記念イベント

昨日はインクルネット西宮の1周年記念イベントに参加させていただきました。

インクルネットとは「インクルーシブ教育をすすめるネットワーク」の略称です。

インクルーシブ教育…どの子も、ともに学べる機会を保障する教育だと私は思っています。

まるで当たり前のことですが、これが障害などをお持ちの子どもたちにとっては当たり前ではない状況なのが現状にあります。
子どもたちが地域の学校へ、通常学級へと考えたとしてもそこには様々な壁があります。

例えば、学校に通うための付き添いを親が求められます。
何も障害がない子どもたちは子どもたちだけで学校へ行き、授業も子どもだけで学んで帰ってくるのがある風景だと思います。
これは別に地域の学校へ通う障害のある子どもたちに限らず、西宮養護学校に通う子どもたちも、親の付き添いを期間はそれぞれありますがもとめられています。
仕事をしている人はどうなるんだろう?それだけでも、疑問に陥ります。

学校協力員(障害などにより特別な支援が必要な子どもたちに対して教育的支援をするために配置される人)についても、今までは(学校にもよりますが)親が自分で探さなければいけなかったのです。
今年から教育委員会名で学校協力員の募集に関して統一したものができました。地域や大学にも募集を呼びかけています。これが、良い働きをしてくれるといいなと少し期待しています。

これだけではありませんが、保護者のみなさんの苦労は私の想像以上だと思います。

障害によっても様々な対応があるのだと思うのですが、それを思うと障害があるないに関わらずどの子もそれぞれの違いがあってそれぞれの力がある。
その力を丁寧に引き出していくことができる、そんな教育をしていける環境を整えていかなければいけない。
道のりは険しいかもしれないけれど少しずつでも進んでいけるように、私も勉強を重ねて現状でとりあえずできること、そして近い未来、遠い未来に向かってこうあるべきだという姿を想像してやっていくべきことを働きかけていきたいと思います。