障害福祉推進計画とか小学校の研究発表とか

新しい通信ができました。

が、写真の位置がおかしいところがあり残念な仕上がりになってしまっていました。

一昨日、昨日と駅前で通信の配布をさせていただいて、手に取っていただいている方には非常に見にくいものになっていて申し訳ありません。

以後気を付けなければ…と反省しきりです。

さて、朝から障害福祉推進計画の会議があり傍聴へ。

午後は東山台で開催されていた研究発表を見学させていただきました。

障害福祉計画は昨日の議論を終えた後市民のみなさまへパブリックコメントを出すことになっています。

委員みなさんお一人お一人の意見を最後にぐるりと聞いていく。

障害種別すべての方がいるわけではありませんが、それぞれの考えがあります。

情報保障のための条例策定のためにどんなことが必要か?障害者差別解消の条例をまずは目指していきましょう、とか。

西宮市は、障害福祉に関して進んでいるまちです。

様々なことを推し進めながらきたんだろうと、あらためて思います。

それでも、こうして計画を作っていくとまだまだこれから議論しなければいけないこともあると感じます。

そんな中で特に教育がとても遅れていると指摘が相次ぎました。

たしかにそれはそうだと感じています。

その部分、ようやく特別支援教育審議会という審議会で動き始めています。

でも、具体的にどうするのかはっきり見えてこないところも多いので整理して、今回はそのことを一般質問で取り上げようと思っています。

パブリックコメント出来上がりましたら

是非みなさんお目通しいただければと思います。

昨日の午後は東山台小学校でおこなわれた研究発表へ。

お目当ては

・ICTを使った授業

・主体的・協働的な学びを育む授業の開発

この2点でした。

ICTを使った学びは、今回管外視察でも戸田市の先進事例の中でも取り上げられていたので興味があり西宮市ではどんな風な授業をされているのか比較してみたかったことと、また、主体的な学びは新学習指導要領にも出てくるものですが、具体的にどうしていくのか実践の場を見る機会があると思い見学させていただきました。

ICTの授業はまるで未来。

プログラミングしてロボットを動かす。

タブレット型のパソコンを駆使して、決められた道順にロボットが動くように子どもたちが工夫してプログラミングしていく授業でした。

こんなことができるんだ…

苦手な分野なので、私にとっては未来の授業風景。

うまくお伝え出来なくてごめんなさい。

主体的な学びは9年前から京都女子大の井上一郎先生の指導の下、東山台小学校で始まったそうです。

東山台小学校の授業は他の学校と違う部分があります。

1年生の時から子どもたちが授業の司会をして、板書する書記がいて、補佐する役目の子がいる。それが各教科ごとに担当が決まっていて、授業のある前の日や当日の朝に担任の先生と打ち合わせをして授業の取り組みを確認をしていきます。

これがベースにある中で、子どもたちの質問力、対話力を上げていく工夫(例えば心理的抵抗感をなくすためにグループの人数は4人くらいの小さなグループにする、質問のためのキーワード「それは何?なぜそうなったの?どうしてそうなったの?」の提示など)をしながら授業を子どもたちが主体的に進めていっている!

もっと掘り下げてこの研究成果はどうなのか?また担当課に聞いてみたいと思いますが、きっと子どもたちは授業が楽しいと思えるんじゃないかな?と率直に感じます。

知っている先生が教えていくだけの授業ではなく、自分たちの力で学びを獲得していく。

今日の勉強会にも通じるものがあると思って見せていただきました。

(今日は4時から大学交流センターで公開勉強会します。オランダの公教育の現状から今の学校の学びを考える会です。まだお席ありますので是非ご興味ある方はいらしてくださいいませ)

研究発表の成果、これを広げる方法はないものか?ということも考えたいと思いました。