衆議院議員会館へ

今日は6時半の新幹線に乗って東京へ。
国と地方の政策研究会に参加してきました。

今回で2回目の官僚の皆さんからのレクチャー、丁度国会では予算審議されている最中です。

道の片隅に解け残っている雪が残る歩道を歩きながら国会議事堂を横目に議員会館へ向かいます。

今回は補正予算で待機児童対策にどういったものが予算化されているのか?また、テーマの一つが介護保険法についてだったので住民主体の地域づくり、包括的な支援体制ってどんなものなのか聞いてみたかったこと、そして、今回は研究テーマと共に生活保障のあり方について井出英策さんの講演があったのも楽しみでした。

まずは新年度の地方財政対策の概要についてのレクチャー。
特に強調されていたのは、地方交付税の算定に基金の積み上げは影響しないということ。
それよりも、何故地方が基金を積み立てているのかを調査を続けていき今後の予算の参考にしていくとのこと。
地方交付税基金の増加を理由にして削減はしないし、基金の理由になっている地方の抱える将来への不安は理解しているとのことで、そのことを聞けたことは良かったなと思いました。
また、公共施設の適正化について新規でユニバーサルデザイン化事業を追加されていたり河川管理や道路の長寿命化事業が拡充さているということもあって、今まで思っていた適正配置についてハコモノを抑えていくという方針というよりは、公共事業が逆に増える?そんな風に感じました。

さて、補正予算の待機児童対策についてどうなるのかということは今日の担当の方では詳細まではわからず…消費税を増額する分を前倒しして財源を充てて対策していく。まずは3万人分の受け皿拡充。
でもそのためにどういったことがされるのかはわからないまま。
ただ、将来的には11万人分の保育の受け皿を用意する、これは将来推計の子どもの数の80%が保育所を利用するという算定根拠らしい。

すると、西宮市で生まれる子どもの8割が保育施設を利用するということ?
それだけの施設がやっぱり必要になるし、今後3歳以上の幼児教育無償化に向けて準備は必要。
厚労省の担当の人に聞かないと詳細はやっぱりわからないなあ…と残念でした。

介護保険法について。
この分野は本当にまだまだ勉強不足。ただ、地域の中で居場所作りをしていくということが規定されています。例えば富山型のような高齢者だけでなく障害者、子どもなど多様な世代が同じ場所に集い支え合う、そんなつどい場つくりをしていきましょうというのなら、縦割りを超えて横のつながりで財源もそれぞれで折半してできるんじゃないの?と期待しています。
特に、子ども支援局は目の前の課題解決に一生懸命だし新たにこどもの居場所になかなか目を向けてもらえないだろうな…と思っていたので、この際なので積極的にやってくれそうなところにお願いしたい!!というのが私の本音です。


学童の代わりにはならないかもしれないけど、居場所作りにはつながるんじゃないか?とかそう思って厚労省の方に伺うと今でもそのような形はやろうと思ったらすぐにできるとのこと。
また、どういう形なら可能なのか相談に乗ってくださるようで、引き続き勉強していきたいと思います。

というわけで、3月議会に向けて準備進めていきたいと思います。




(うーん、でも市長が変わってから一般質問したほうがいいのか?
今回の26分を次回6月議会に持ち越して52分の時間があったら3問くらい質問できるなあ…とか、どうしようか?まだ悩みます)