報告会のご案内と夜間中学のこと

本日4月の報告、相談会を無事開催を終えました。
次回は5月24日10時から11時半、中央公民館にて開催します。

昨日視察させていただいた、尼崎の夜間中学校(尼崎市立成良中学校琴城分校)の報告から不登校支援の話、そして学童の話へ繋がっていきました。

夜間中学には学びの原点がある!そう感じました。
そして、この公教育の場をうらやましいとも思いました。
学ぶこと、それは等しく誰にもあたえられている権利。
そのことを実現している場を拝見し、そこに通う生徒さんとお話しすることができて、この場所の必要性そして、夜間中学という学校を知ってもらうことの重要性を感じました。

今、教育機会確保法が成立し(これは党派を超えた国会議員の方々が勉強会を重ね、文科省とともにつくった法律です。当時の文科省の大臣は馳大臣、事務次官は前川さんで、この法律が成立するまでの過程を読むと、政治家のあるべき姿や国民市民の力のすごさを感じるんです...すごい法律ができたんだなあ、と思うし、今の政治不信につながるような様々な案件を思うと、教育機会確保法の成立までの道のりは、これこそ政治のあるべき姿やなあとも思って自分自身勇気づけられる。)夜間中学が不登校支援の一つの居場所となっていくのでは?というのが全体的な流れではないかな?と思います。ただ、まだ全国的にも今在学している中学生が通う事例はなく、それに代わるのが不登校特例校かな?と私の中で理解しているところです。不登校特例校は一般的な中学校の授業時数よりも柔軟になっているそうです。まだ、現地視察ができていなくて調整していただいている最中なので不登校特例校がどんな運用なのかとても興味があります。

それに加えて、尼崎市が取り組んでおられるサテライト型の学習支援。公民館などで教職員OBが嘱託職員として在駐して不登校の子供たちへの学習支援をしているそうです。

フリースクールを含めた、こういった様々な支援体制を構築して自分にあった学びの場を選択できれば、学校に行きにくいけれども...という子どもたちの「学ぶ」ということを応援できるかもしれないと思っています。

その中で、日中サテライト学習支援で働いている人が夕方から学童の指導員をしてくれたら...とか、日中学校の支援員をして夕方から学童の指導員に...ということが可能なら、もう少し指導員の身分の担保もされて安定的に収入がある働きやすい職業になるのでは?そうすれば、指導員確保にも貢献できるかも...という話に繋がっていきました。

課題は多いけれども、工夫すれば解決につながる道はある。

もっと勉強して、少しでも貢献できるように頑張ります。

あっ、市長選が終わってから、お会いする方々から石井さんってどんな方?と聞かれます。
タウンミーティングでお話しを聞く機会が何度かあったので、よく勉強されているなあという印象と市民の声を上手に選挙の中で生かしているなあという印象です。でも、実際じっくりお話ししたこともないし、人柄をよく知っているわけではないので、これから知る努力をして、お伝えしますねと皆さんにお話ししています。

というわけで、お忙しいところ時間を作っていただいて再来週にお会いできる時間を頂戴しました。何を聞こうかな?