不登校特例校の視察

本日京都にある不登校特例校の視察と共に京都市で取り組まれている不登校支援の施策のお話を聞いてきました。

不登校特例校の設置は先日お話を聞かせていただいた奈良県大和郡山市にある不登校特例校の「ASU」と同じく、市単費によるもの。場所に関しては市の持っている施設の利用を考えるとしても、人をつけることができる予算を充てるには今の適応指導教室ではなく、代わりに特例校を設置するようなことを考える必要があるなと思うと...うーん...

2か所視察させていただいて、不登校特例校の魅力はとてもあるものの、不登校特例校に在籍すると他に籍を移すことが困難になるというのが視察させていただいた2か所とものお話でした。

揺らぎがあるだろうその時に、ここと覚悟しなければならないということは、私の中では難しいなと感じました。

今日お話し聞けた中で、前向きに取り組んでもらえそうだなと思うこともありました。
尼崎市でも取り組みが始まっていますが、適応指導教室のサテライト教室を各地域におくというもの。京都市でも10年以上前から実施されていて少しづつ場所を増やしながら、各場所の役目も持たせて対応できるようにしているということです。

こういうことも含めて、様々な方法を準備できる子どもたちの居場所となるような取り組みを進めたいです。


ところで、視察の前に少しだけ京都の発掘現場にお邪魔してきました。
発掘調査をする職場で親せきが働いていて、文化財の発掘現場もどんなものなのか?どういう流れでどれだけの人で調査が進んでいるのか、文化財の宝庫の京都の様子が見てみたくて無理言って見せていただきました。

現場に行かせてもらったのはもうかれこれ20年くらいぶり。
あらためて調査している現場の様子を見るとこれだけ丁寧に掘っても、また埋められるんだなと思うと、何とも言えない気持ちになります。
西宮市でも発掘調査はされているので、また担当課長に西宮市の発掘調査のポイント聞いてみたいと思いました。