西宮市の保育・幼児教育について 障害のあるお子さんの場合

公立幼稚園で障害のある子どもたちの受け入れをもっとすすめてもらいたいということを今まで教育委員会にはお伝えしてきました。

その場合に支援してくれる人的体制がまだまだ弱いこと、まず公立幼稚園の先生を新たに雇用していないことや保育補助員という身分が確立していない有償ボランティアに頼っていることなども指摘してきました。

体制整備は急務で現在審議会を立ち上げてそのような話を進めているところですが、あらためて公立幼稚園、私立幼稚園、新制度に移行した私立幼稚園、認定こども園(幼稚園型、幼保連携型)、保育所(公立、私立)のそれぞれの違いを比較しています。

すると、まずは幼稚園と保育所での制度の違い、それから幼稚園と認定こども園との違いなども見えてきました。

お金の動きや、判断基準にしていることなどそういうことも含めて違う。

こんなに違いがある中でここから先の就学後の支援体制はどんな風に繋がっていくんだろう?と疑問に思います。そして、現在話を進めてくれようとしている公立幼稚園での支援体制について、私立幼稚園他認定こども園などとうまく歩調を合わすことができるのか?という疑問もあります。

また後日他市との比較をしながら市内の保育所幼稚園の比較をお伝えします。

地域にある園(保育所や幼稚園やこども園)にこんな風な違いがあることはなかなか見えにくい。オープンになっていないことも知りたい親にとっては大切なことだし、できれば子どもを支援してくれる体制に違いはないほうが良い。


幼稚園は教育で保育所は福祉という垣根は早くなくしてほしい。
教育分野にも福祉的な目線は必要だし、福祉分野でも教育的な面はある。

そう思っています。