決算常任委員会の報告

まだまだ決算委員会は他の委員会続いております。

今日はニュースでも話題になっていますが、URの借り上げ住宅なども含まれる建設分科会、総務分科会、民生分科会が朝からおこなわれています。
教育子ども分科会は昨日で終わりましたが、他の分科会に傍聴に行かせてもらっています。

教育子どもの分科会での私の質問した内容を紹介しておきます。

子ども支援局に対する質問です。
1つ目 新しく高木地区に高木北小学校が来年春に開校します。市内41校目の小学校になるのですが、今回その高木北小学校の校舎内に育成センターが作られることになりました。
教育委員会の建物の中にそういったものができるというのはなかなか珍しいことで。運動場にプレハブの建物などが建つこともなく、子どもたちにとっては安心して過ごせることができる場所になるのではないかな?と思っています。ですが、この夏、育成センターは6年生までの高学年の利用を広げていくために市内で2校モデル実施をおこない来年度以降順次広げていこうという方針があります。ですがその高木北育成センターには育成センターとして使える部屋は1つしか用意されていません。これに関してどうしてそのような整備になっているのか聞きましたが、高学年利用は想定外だったそうです。それでも、高学年でなくても今育成センターは保育所の待機児童があるなかでこれから育成センター自体の待機も増えるだろうと予測されていることもあるので、その辺りせっかく新しい建物を作るのであれば考えて整備していただきたかったと思います。
2つ目は育児支援家庭訪問事業(ヘルパー派遣)に関して、産後のお母さんを支援する取り組です。ですが、利用するには近隣にお手伝いしてもらえる方がいない、家族の手伝いが見込めないなどの審査基準があり簡単には利用はできません。その上、利用されている方も少なく積極的な周知やヘルパーさんに来てもらうという部分の難しさなどがあるようです。ファミサポなどと連携して産後のお母さんたちの支援の充実をはかることを検討してもらえるよう要望しました。
3つ目は保育所の待機児童問題です。西宮市は相変わらず待機児童は解消されていません。ですが、実は空いている施設も500人分ほど余裕があるというのも現実です。預けたい人と預ける場所とのミスマッチが起こっているようです。市としても地域的な部分も認識はあるようですが改善策はなかなかないようです。働く保護者のニーズに応えられるように早急に策を考えてもらわなければなりません。とりあえず今回の市政ニュースに保育所の足りていない地域の小規模保育所の募集が載っています。
4つ目は芦原、むつみ保育所、児童館の施設整備事業に関して。決算の中には実はむつみ保育所、児童館単独での施設整備のための設計代367万円調査費94万円がありました。調査費は今後も使えるものだということですが設計代は無駄になってしまったものです。こんなことはよくあることなのか尋ねたところよくあることではないということで、本当に突然の方向転換だったということがわかりました。

教育委員会に向けての質問です
1つ目は学校園で散布されている農薬についてです。実は娘の学校へ図書ボランティアに行った際、昼休みから掃除の時間にかけて毛虫対策のための薬剤散布をしているのを見かけました。一応窓をしめて対応しているようでしたが、掃除を窓を閉めてするのもいかがかな?という思いもありつつ薬剤散布自体子どもがいる時にしなくても…せめて土日にできないものか?しかもアレルギーのある子にはどうしているのか?というところで、アレルギーのある子にはバクテリアでできた安心できる農薬を使っているということなのですがそれ以外は即効性のある農薬を使っているのです。それもどうなのかしら?まだ安全なものがあるのならそちらを使うとか土日に対応するなど対処していただけるようにお願いしました。運動会前の毛虫対策のようで、日程が立て込んでしまい子どもたちがいる時の散布になるようですが…やっぱりそれでも対応方法はあると思うので考えていただきたいと思います。
2つ目は小学校のプレハブ校舎に関して。西宮市は長くて10年近くもプレハブの校舎がたったままになっている学校もあるほど仮設校舎が当たり前のように建っています。少しずつですが、増改築しながら解消できているところもあるようですがそれでもなかなかメドをたてることはできていないようです。この状態が子どもたちにとってよくないと認識はされているようなので少しでも早く仮設校舎を解消していただきたいと思います。
3つ目は児童館と教育教育委員会との連携に関して。学校家庭地域の連携の中で放課後子ども教室などがありますが、そこへ児童館の職員が遊びを通して子どもたちと地域の人たちとの架け橋的な役割を今後担っていけるような動きをしていくそうです。小学生が中心になってしまいますが、児童館には中学生までの利用もできるので中学生たちの居場所となるような児童館のあり方も教育委員会、子ども支援局が横の繋がりで考えていけるようお願いしました。
4つ目は学校へのスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置に関して県からの配置だけではなく市独自でも配置していけるように今後国の動向なども見ながらかもしれませんが増やしていけるようにお願いしました。
以上が私からの決算特別委員会教育子ども分科会での質問内容でした。