市長のおっかけじゃないですよ。


市長の広報公聴会のご報告です。
1年に2回おこなわれる広報広聴会は春は新年度予算審議が終わった後なので、新しい年はこんなことをしますよ、こういうことがありますよ、という報告(広報)が主です。大体1時間30分程度の時間をとっていて1時間は市長が喋り続けます。独演会です。途中で質問とか受け付けて欲しいと聞いていて思うのですが、とにかくよく喋ります。うらやましいくらい…。
さて、今回のお話の主は地震に関連した西宮市の関わりの話、それを踏まえて防災マップや雨災害対策のお話、子どもの居場所作り事業の今年の取り組み、中央病院問題の進展、防犯カメラの直営と補助のお話があって、その地域の抱えている問題をピックアップしてその地域だけのお話があります。
1回目の高木公民館での会では、やはり校区変更問題が取り上げられていました。
質問の時間では爆破予告があった話のその後や防犯カメラに関する要望、トライやるウイークに協力してくださる事業所への説明を丁寧にしてもらえれば、もう少し協力してもらえるところも増えるのでは?という提案なんかもありました。校区変更に対する意見が出なかったのは少し意外でした。
1日目の2回目は香櫨園市民館でしたが、ここでは香櫨園小の改築のお話、改築中の運動場の使用のことで近隣の甲陽中学校や浜脇中学校に協力してもらえること、そして市民館の統合、保育所育成センターの増設の件の方向性が少し変わって、もっと地域と話をして本当に必要なものをそれぞれの施設のあり方自体をよく考えていく、市役所の支所のようなものをつくって…みたいな、今までそんなこと市長言ってたっけかな?という背すじのピンとした誰かがのりうつっているのかしら?というような優しい気持ちになるお話してくれていました。
質問の時間には森具公園での中高生の遊ぶ場所を規制せざるおえないこと、もっと大きい子どもたちが体を動かすことができる場所の整備を考えてほしいという要望、学校の建て替え中のスポーツ21の活動場所をなんとかならないかということ、合わせて地域の運動会もどこか一緒に借りることができないかという要望がありました。
やっぱり市民の方々のお話を聴けるのは大切。もう少しこの時間が長かったらいいのにな、それで、意見が出なければ余った時間に市長が話をするくらいのほうがいいのになあと個人的に感じました。
そのような会ですが明日は10時から越木岩公民館にて広報公聴会があります。
お近くの方は市長と対話できる機会ですので足をお運びくださいませ。