視察報告 1/3 富山編

2泊3日の視察へ行ってきました。

初日と2日目の午前中は富山市さんにお世話になりました。施策研究テーマではありませんが委員の中で何かしらの形にしていきたいと考えているカラス対策について、そして現在計画が進んでいる体育館の民間の力を活用する事例を見せていただき、次の日の午前中は施策研究テーマにしている環境計画に関わる低炭素社会つくりの意見をまとめるため、環境未来都市、環境モデル都市の取り組みについて勉強させていただきました。

富山市さんでは繁華街、中心地のカラスの群舞が国内外の観光客に悪いイメージを持たせてしまうということが課題となり、カラスの捕獲をすることで個体数を減らすという取り組みをされています。また、捕獲以外にはドローンを使ったカラスの追い払いの実証実験もされていて詳細にお話しを伺わせていただきました。カラスの捕獲が一体どういうものなのか、実際に捕獲用の檻が設置されている現場も見せていただき、このやり方が西宮市に合っているのか?現場を見せて頂いたことで深く考えることができるようになりました。

体育館は、もともとあった体育館のデッドスペースや公共施設の有効利用を目的として民間の力を活用した再生事業ということで現場を見せていただきました。また、バスケットチームの拠点となっている体育館の設備も一緒に見せていただき今後の西宮市での中央体育館の再整備の参考にもさせていただきました。実際の観客数や大きさコートの面の数など。机上で聞いているよりも現場を見るとこんな大きさになるのか...とかコートの使われ方はこんな風なんだ…とか体育館でするスポーツについては知識が少ないながらも見えてくるものもありました。

環境計画については先進事例すぎて西宮市の現在策定中の計画やそもそも、委員会のテーマにした低炭素社会つくりが世の中から遅れをとっているのではないか?と感じずにはいられない、近い将来の脱炭素に向けた取り組みをご教授いただきました。今後、施策研究テーマをまとめていくにあたりどういった方向にするべきかよく考えなければならないなと、ただただ思うばかりです。