決算審査の報告とこれぞ議会だなと思ったこと 1/2

民生常任委員会が終わりました。
2日に渡って決算審議されてきましたが、興味深い質問もあり充実した委員会でした。

初めての民生常任委員会の決算審査でしたが、内容は多岐に渡っており、市民の皆さんに近い内容のものが多い。

市民局では市民館や共同利用施設に関しては地震や台風が過ぎた後に気がかりになる施設の整備、耐震化についてや利用する際の申し込み方法の利便性向上についてなど。

医療分野ではこども医療費助成の拡充やジェネリック医薬品の普及状況についてなど。

自治会加入率の加入促進について、防犯灯や防犯カメラの設置についてなど。

環境局では空き家、空き地対策について、ごみ減量に関すること、ごみの広域化について、再生可能エネルギーや省エネなどについて。

産業文化ではスポーツとグランドに関すること、市民農園について、勤労会館や勤労福祉について、食肉センターについて、卸売市場についてなど。

中でも、よつや議員が指摘していたオリジナル婚姻届けについての内容と契約に関して追究する場面もあり、聞いていると役所の仕事としてそれはどうなん?と感じる内容でした。そもそも、婚姻届けの広告に助産院の広告が大きく入っていたことが結婚=出産というイメージの押し付けによって、苦しんでいる人もいるのになぜそこに思いを馳せることができないのか?という6月議会での一般質問から、オリジナル婚姻届けを作成するのに業者に丸投げしてしまった結果、広告部分についても公共の出すものとして関知できていなかったこと、また、その広告費90万円がまるまる業者に入るようになっており、行政側が利用されていると思われても仕方がない契約内容になっているとの指摘でした。

同じものを市が作ったとしても7,8万円の予算でできる。しかも、それを障害者就労支援としての契約もできたのではないかと私は個人的に思ってしまいます。県外の業者に発注し、しかも3年間の協定までもむすんでいるということで安直な考えでやってしまったこと、その上、市民を傷つけてしまったことは大きなことだと感じました。

追究型の質問が不得意な私なので、よつやさんの質問は勉強になるしカッコ良かったです。