こども支援局の決算審査傍聴してきました!

今日はこども支援局の決算審査の日でした。

委員のそれぞれの問題意識のもと審査は進みますが、今回は待機児童対策の中でのパークアンドライド方式の保育所について、企業主導型の保育所について、育成センターについて、未収金対策についてが主な内容でした。

パークアンドライド方式の保育所について、子どもの安全を考えた駐車場での安全対策や、待機児童対策の方法としての期待感として今後の展開についてという視点での質問がありました。私は、パークアンドライド方式に関しては子どもたちの安全確保ができていることと車を所有していることが前提になっている、限られた人たちのための施策というところが気になりますが、待機児童対策としてできる選択肢の一つとしては致し方ないという立場です。

企業主導型保育所内閣府が進めている待機児童対策の一つですが、本日質問にあった管理指導の部分は認可外保育所として市が関わることが少ないということに関しては心配になるところではあります。待機児童対策として市も期待しているという答弁がありましたが、やはり認可園を希望する保護者の希望を考えると自前でできることをさらに踏み込んでほしいと思います。私立幼稚園のお預かりの拡充もお話し出ていましたが、これも県が管轄している幼稚園だと相手があっての話、具体的に何かを行政が主体的に進めることができるものではないというところが、進まない要因なのではないかと感じます。

育成センターに関しては、指定管理の公募が10年という節目になり再公募の時期がせまっていること、また施設の増設や保育の内容など多岐に渡った質問がありました。指定管理の再公募に関して、安定的な雇用と子どもと保護者が安心できる運用のために10年という期間が指定期間であったということでしたが、それならば、なぜ指定管理者制度なのだろう?と原点に返りたくなる答弁内容でした。10年前に育成センターの保護者会の役員をしているときに感じた、指定管理者制度は子どもの施設に馴染まないからやめてほしいと市にかけあった時とやはり変わらないんだということを今日改めて感じる所でした。

未収金対策に関しては、育成センターや保育所での未収金の取り扱い関して質問がありましたが、払えない家庭に対しての支援策も同時に私たちは考えないといけないので受援力のない家庭に対してどのようなことができるのか考えていきたいです。