県市統合病院について

兵庫県と西宮市は、平成31年1月21日に「兵庫県立西宮病院と西宮市立中央病院の統合再編基本協定書」を締結し、両病院を統合することについて合意しました。

それに伴い西宮市立病院のホームページに一連の統合締結までのまとめサイトができています。

http://www.hospital-nishinomiya.jp/03info/11way.html

県市統合病院は県立病院となり、統合病院の役割としては、兵庫県においては阪神医療圏が南北で一体となって高度急性期、3次救急に取り組むこと、 また、西宮市においては、高齢化に伴う医療需要の増加(救急医療、複数疾患の併存など)に対応することや、小児・周産期医療の充実、災害時でも継続して医療を提供できる体制の整備について期待されています。

今後診療科目や近隣市にある県立病院との役割の明確化などまだまだ課題は尽きません。

特に、小児・周産期医療に関しては、小児救急の充実とはどこまでなのか?虐待などの重大事案についてどこまで連携できるのか?周産期医療についても多胎のお産についてどこまで受け入れることができるのか?小児と産科の連携はどうしていくのか?などなど子育て世帯の多い西宮市にとって公立病院としての役割がどこまで担っていけるのか考えていかなければなりません。

ひと段落はつきましたが、今後継続して議論は重ねていくことになります。