さとにきたらええやん

以前から気になっていた映画を見に行きました。
大阪西成にある「こどもの里」という子どもたちの居場所になっている児童館のような保育所のような場所。宿泊もできるし赤ちゃんから20歳までの子どもたちがその場所につどい、障害がある子も国籍も超えてこの場所に来たい子たちがいつでも来れるようになっている。そんな場所を舞台にしたドキュメンタリー映画、面白いし懐かしいし、お母さんや子どもたちの抱える問題やしんどい気持ちに涙。
ぐちゃぐちゃと子どもたちが過ごすその場所は行政が作ることはできないだろうけれど、こういう場所を行政が何かしらの形で支えることはできるはず。
大阪市が子どもの家事業を廃止させてしまい、こういう場所の存続が危ぶまれました。でもこどもの里はNPO法人となって子どもたちのために活動を続けています。
常に子どもたちの最善の利益を考えてくれている、こういう場所は本当に大切。多様な社会だからこそ枠の中におさまらないこういう施設を支えてほしい。そういう思いでいます。