教育委員会会議の傍聴へ   #西宮市議会 #一色風子 #教育 

午前中は教育委員会会議の定例会を傍聴してきました。

今日から、新しい教育委員の方が加わり女性2名(保護者代表と私学の先生)男性2名(元教諭と福祉関係の代表)というメンバーになりました。

新しく入った方のご意見は聞けなかったのですが、今日も教育長をはじめそれぞれの委員の方のご意見を聞ける貴重な時間となりました。

教育長の報告ではここ何回もの会議の中でいつもおっしゃられている、‶AI問題”と”新学習指導要領”ビッグデータの話や第4次産業革命の話などなど将来の子どもたちが置かれるであろう社会の仕組みの変化についていつも危惧され、その環境になった時にどうあるべきなのか?どんな子どもを育てるのか?ということをお話しされています。

多様で豊かな体験や経験、前向きな意欲の育て方、生涯を通しての学び、子どもを育てる人をどう育てるのか?

授業のあり方を変える必要があるのではないか?カリキュラムをどうするのか?地域の参画や外部の人の導入などなど課題が多いということがよくわかりました。

 

また、先日の議員提案「公正な職務の執行の確保に関する条例」に関して教育委員会でも規則制定されその報告がありました。

委員の中からは「保護者は学校のパートナーなので不当要求ということはあり得ないのでは?」との質問もあり、教育委員会としても今までとやり方からはほとんど変わらず、記録をとること報告をあげることという2つの明確な整理はされているが、これまでと考え方が大きく変わるわけではないとしていました。確かに、不当だとしてあげていればそれこそ、条例を反対としていた会派の言う通り保護者を敵視することになってしまうので、運用は今までと変わらないとする方向で、また、条例趣旨をしっかり学校に周知してもらえればと思いました。

人権同和研修会の開催についての報告では、障害のあるお子さんの進路保障という点で、この研修会の中で詳細に様々な進路があることを先生たちが知ることができる取り組みを継続してほしいということ、また、民間の保育所でもこういった会に参画できるよう努力していきたいというご意見がありました。

障害のあるお子さんの進路保障については保護者も先生も小学校を卒業してから、中学校を卒業してから、子どもがどんな進路を選択できるのか?を知ることができればより子どものために大人同士が連携できるでしょうし、私も先日来から特別支援教育課の方には倉敷の子育てハンドブックを例に挙げて、一目で子どもの成長に合わせた支援がどんなものがあるのか?進路はどうなっていくのか?見通せるような冊子の作成をお願いしているので、こういった情報共有はとても大事だとあらためて思いました。