令和6年度中に第2期子ども子育て支援プランの策定がされます。
それに向けて今年の7月から現支援プラン等の検証やアンケート実施などが進められていきます。
5月30日に開催された第40回子ども子育て会議では
今年の子ども子育てに関する新規拡充事業の説明や
現支援プランの評価、社会福祉審議会での評価、意見の報告
西宮市幼児教育保育のあり方について
子ども家庭センター、児童相談所の設置についてなどが委員の皆さんに
報告され、意見や質問が出ていました。
新規事業は全部で4つ
①保育所等における医療的ケア児の受け入れ
②使用済み紙おむつの園処理
③保育業務支援システムの導入
【西宮市公立保育所における保育業務支援システム導入・サービス提供業務】公募型プロポーザルの実施について|西宮市ホームページ
日々の家庭、園での子どもの様子を個々にやり取りするシステム。おたよりなどもこのシステム上で配信予定。
④伴走型相談支援と出産・子育て応援給付金の一体的実施
他に、放課後キッズルーム事業や産後ケア事業、学校支援員(部活動指導員)など10の拡充事業について説明がありました。
報告事項の2つ目は
西宮市子ども子育て支援プランの評価、社会福祉審議会児童福祉専門分科会の評価、意見について。
子どもの貧困対策、ひとり親家庭への支援の充実・児童虐待防止のために
現在ある事業の進捗状況や課題などについて出されていました。
報告事項の3つ目は西宮市幼児教育保育のあり方について
主には公立保育所、公立幼稚園の再編と公立での認定こども園設置に向けた
市の考えをまとめたものの報告でした。
こちらに関しては様々な立場から意見が出ていましたが
子どもたちにとってより良い環境は何なのか?
という視点を大切にして進めてほしいと切に願うばかりです。
報告事項の4つ目は子ども家庭センター、児童相談所の設置について
まだ具体的ではありませんが設置に向けての課題を出してもらったという感じです。
ただ、個人的には西宮市が児童相談所を設置することで
何を目標にしているのか?がわかると良いなと思っています。
7月にも現支援プランの総括的な検証がされ
8月からは新しい委員さんが入られるようです。
子ども子育て支援プランにはこれから
子ども条例も制定されるという中でそのことも
活かされる内容であってほしいと思っています。
子ども子育て会議はどなたでも傍聴できます。
興味のある方は是非とも…と思う反面
なかなかここに来たくても来れない現実もあるなと思っています。