一般質問に登壇します

12月6日15時頃から一般質問に登壇します。

以下の内容で質問しますのでお時間ある方はさくらFM,インターネット配信、議場への傍聴などでお聞きいただければと思います。

 

質問項目は

1、環境に配慮した政策について

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 ア、生ごみの減量について 

 コンポストの推進や生ごみ処理機の補助制度がかつてあったが広がらなかった。市民の方からはできた堆肥の行き先がなければ続かないという声も聞いている。例えば渋谷区の実証実験にあるようなバイオマス処理ができる公共施設もしくは民間の場所を借りて地域で堆肥化できる処理機を設置することや、京都のごみカフェKYOTOのようにコンポストでできた堆肥を回収するスポットの設置をし市内の街路や学校園の花壇、市民農園などでの堆肥の利用、市内循環の仕組みを作り出口戦略まで行政で提示できないか?

           

 イ、オーガニック給食について    

みどりの食料システム戦略では有機農業をしている耕作地を2030年には6万3千haに2050年には100万haを目標に掲げており、化学肥料を使用することで温室効果ガスを13%排出すると言われている。農業をする中でも温室効果ガス抑制を考える必要がある。そのことを踏まえると慣行農法に頼らないオーガニック食材を活用していくことを行政としても考えなければならない。

 まず、行政として関わることができる大きな市場として学校給食があるが、給食で提供しているお米を県産や近隣の無農薬米、有機肥料米、減農薬米に変えていくという取り組みをしてはどうか?

また、学校で地場産物等に係る指導を行うために必要となる生産者側の人材派遣等の経費等を支援する学校給食地場産物使用促進事業を活用し「食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと」「食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと」などとする学校給食の目標にも掲げられていることをさらに推進できるよう市内農家と連携し学校で環境に配慮した農産物について知ることができる取り組みを進めてはどうか?

           

 ウ、農業支援について

特にみどりの食料システムなど環境配慮の中での農業のあり方は変化している。令和元年12月議会での一般質問で検討していただいたその後の進捗について聞きたい。

また、西宮市のように大規模な農業はできないが小規模農業など西宮市という街に合った形での新規就農者支援や特に有機栽培での就農者への独自支援策についての考えは?

 

 

2,本庁舎周辺公共施設再整備構想の中での文化財と図書館のあり方について

 ア、今後の文化財保存のための施設について   

図書館が移転された後の文化財施設のあり方について。今の場所は海にも川にも近く文化財の保存を考えると地下での収蔵は最適な場所とはいいがたい。今後図書館が移転された後の収蔵庫の機能はどうなるのか?

また、今までにも文化財の保存に関しては多くのボランティアの方々が関わってくださっている。そういった方の活動がより広く市民の方に知っていただき、市民との交流もできるような活動を支える拠点機能や市民の方々に親しんでいただけるようなくつろぎながら文化財に親しむことができる交流スペースを設置することを提案するがどうか?

展示スペースの拡充など博物館機能強化についての考えは?          

 イ、中央図書館の移転に伴う課題について

中央図書館の持っている蔵書や資料等は今後移転する際にどこで、どのように保管管理されていくのか?そのことを踏まえた規模の図書館施設を新たな施設内に確保できるのか?

          

 ウ、図書館のあり方について

移転リニューアルされる図書館について今後どのようなコンセプトで運営されるのか?またその運営方法などに関しては市民も共に新たな図書館づくりに関わることができるのか?

この間に和歌山県にある図書館を回らせていただいた。有田川市では読書は言葉を学び、知識を得て、感性を磨き、表現力、想像力を豊かにし、人生をより深く、生きる力を身につける上で大切なもの。心豊かな人々を育み、元気で文化的なまちづくりの推進を目的とした『有田川町こころとまちを育む読書活動推進条例』が2014年3月に制定されました。読書を通じてまちづくりや人の繋がり交流を大切にすることをうたっています。その条例通り街にある図書館は世代を超えて図書館という場所を通して交流できるようになっています。そのような条例を新しい図書館ができる際に制定してはどうか?

  また、乳幼児からユースまで和歌山の図書館では多世代の子どもたにとって本に親しみ図書館が居場所になるような工夫がなされていた。今も西宮市では様々な取り組みがされているところではあるが特にユースのためのYAコーナーに関しては伊丹市のことば蔵での視察でも伺ったが選書基準なども緩和して取り組んでおられるとのことであった。YAコーナーつくりに関わる中高生が楽しんで参加できるような工夫が必要だと聞いている。既存の枠を超えて選書や配置、空間づくりを今までの概念を乗り越えていかなければならない部分も出てくる。そういったことを踏まえて取り組みを進めていかれるのか?図書館の今までの機能は最大限残し付加される形で新たな図書館は市民の憩いの場所となってほしい。交流スペースや飲食できるスペースを設けるなどの新たな取り組みも考えたらどうか?

  

 

3,学校教育について

 ア、通学支援のその後について 

通学支援制度ができたのちの登録状況や稼働実績、周知されている現状はどのようになっているのか? また、その後の課題解決に向けての取り組みは?             

 イ、学校協力員制度について

 単一な学校ではなく多様な学校であるために、また、共生社会を目標にする社会つくりの中で誰もが支え合える関係性をつくれるように、一人一人の教育ニーズに合わせた中学校生活を送るための支援のあり方について必要な手立てを共に考えていくという前提の中で中学校における学校協力員の配置についての市教委の考えと今後の取り組みについて。  

               

 ウ、黙食について

指導のあり方について厳しい行き過ぎた指導があったと聞いている。コロナ禍だからとかそのようなこと以前の問題と思うが市教委の認識は?

先日黙食についての文科省からの通知があったが、そのことについて今後の対応は?

 

 エ、学校教育のあり方について

学校が変わっていかなければならないとする今までの取り組みについての評価について

子どもたちの今の姿に向き合い、みんなが同じというような単一な学校ではなく多様性を認め合える学校つくりについての今後の取り組みは?

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上の資料は今回質問にあたり、要綱のホームページ上での公開が曖昧なことに気付き調査をかけた結果、全庁的に見直しがあったようなので、意見だけ述べさせていただきます。