近畿市民派学習会

今日は富田林にて近畿市民派学習会に参加。
テーマは
・シティプロモーション
・生理の貧困
・行政の仕事ってなんだろう?小さな政府、大きな政府

今日も学びが多くて、雑多ですがこんな内容でした、ということを書いておきたいと思います。一般質問にも繋げたい!

 

シティプロモーションは数年前から人口減少を受けて各自治体がやってきた政策ですが、社会増を達成するために各自治体間競争が激化(具体的にここの自治体から人を引っ張ってくる!と決めてそのための政策を仕掛けていく…)でも、もうこの状態にどの自治体も疲れ果ててしまっていて、シティプロモーションバブルの崩壊に向かいつつあるらしい…そんな中で人口減少と共存する方法として競争のシティプロモーションではなく共創のシティプロモーションへの転換へ…ということで、シビックプライドを育て、関係人口を増やし地域作りをすることで質の高い街づくりを目指すというようなお話し。腑に落ちる内容でそのためにできる環境作りってなんだろう?と考えが広がります。

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生理の貧困は、河南町で実際に
#佐々木きえ 議員と職員との連携で進んだ実践のお話しを担当職員にお聞きしました。
学校トイレになかなか置いてもらえない実情をどう乗り越えられるか?そんなヒントも #川口よしえ 議員の質問で広がったように思います。

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行政の仕事ってなんだろう?小さな政府、大きな政府では、経済の過去250年間の流れの中で見える現代の状況。アダムスミスやマルクスケインズ(社会で聞いたことある…と思いながら)19世紀に逆戻りしつつある日本の社会を経済学から学びました。小さな政府とは政府の介入が少なく自由度が高い(必要最低限しか国民のためにお金は使わないよ。社会保障とかは自分でやってね、みたいな感じ。その代わりお金稼げる人はどんどん富を増やせるよ。格差社会にはなるけどね)大きな政府は政府の介入が大きくあって自由度が少なくなる。(社会保障や教育費から何からみんな平等です。儲けた企業からはしっかり税金をとって再分配していくよ。でも、行政でやらなければならないことは増えて財政赤字も生み出しやすい状況にもなるかも。そして、みんな平等だから政府の言うことも聞いてもらうよみたいな感じ)
日本では大きな政府から小さな政府へと転換(官から民へ、規制緩和など)その中で何が起きてきたのか?労働者の4割が非正規雇用ワーキングプアの増大、格差社会、住民サービスの低下、安全性への不安(JR福知山線脱線事故のようなコスト重視による安全確保の担保がしにくくなるような状況を作り出している)そして、教育の劣化(非正規の教職員の増など)
そして、その最たる新自由主義大阪維新の向いている方向。
貧困の問題は自己責任(橋本徹氏が先日東大死傷事件を受けて自己責任を言い放っていたけれど、維新の考え方はこれなんだよなー)ではなくて、構造の問題。これを変えるのが政治の役割‼️

ということで、維新の市長はやっぱり嫌やなぁ〜と思うのでした。